一白水成サンデーバックナイン
今日は久々に一白水成の純米吟醸サンデーバックナインを飲みたいと思います。実は去年の夏位に1回飲んだことがあったんですが、その時はまだブログを始めていなかったので、ブログには登場したことありません。ただその時の印象がとてもおいしかったので、久々に今回飲んでみることにしました。精米50%アルコール分は16度です。要冷蔵となっており、25年4月製造です。薄黄色にグリーンの一白水成と表示があり、ゴルフのグリーンがシールで貼られてるのでゴルフに関係あるのかもしれないですね。個人的にゴルフは興味なしであまり気にはしませんが、さて酒瓶開けるとものすごい香りが漂ってきました。
最近の飲んでいたお酒は甘みが漂っているパターンが多かったのですが、これは香りの方を感じる部分が大きいですね。
さて注いでみます。色は結構黄色いですね。ガス感もそれなりにあります。香りは華やかなフルーティーさがあり、メロンの香りでしょうかね。それとフレッシュ感が感じられます。
1口飲んでみます。結構飲み応えがある一白水成という感じですね。最近の流行りの酒はパンチが軽い酒が多かったんですが、これは飲みがいあります。秋田の酒特有のフルーティーな香りが口いっぱいに広がり、夏みかんやはっさくのようなフルーツの香りと昔のあんこのような後味が広がる気がします。ザ日本酒です。これはとてもおいしいですね。旨味は充分感じられ、日本酒度的には+3度位の日本酒と自分は感じます。これは科学的な数値とは別で、人間の味覚と言う部分と言う尺度から考えてみました。これは旨味が凄いですね。とても甘みがあるんだけど、そこのバランスがとてもいいです。旨味だけに頼るだけではなくフルボディ重厚な感じがします。日本酒のカベルネソービニオンと言ったらいいでしょうか?値段も税抜き1700円位でとてもお得です。しかも最近の甘ければ美味いって言うような風潮に迎合する感じは一切ないので、それがとてもいいです。一白水成シリーズの中ではこれはとてもコストパフォーマンスがいいですね。前回とてもおいしいと感じたのを覚えたのですが、やはりクオリティー高いです。もし一生この酒しか飲めないと言われたうちの20本には入ってくるんではないかと思います。
では恒例のペアリングです。最初にキリン生茶と合わせてみます。旨味足す旨味で旨味の指数関数や!
次は生きゅうりに味噌マヨネーズを合わせてみました。きゅうりとマヨネーズが合わないわけない。ほんとにおいしい
さて小松菜と油揚げの炒め物です。一昨日作ったものなので、油揚げが汁を吸い込んでとてもうまいですね。ちょっと厚めの油揚げだったので豆腐部分が多いため余計重さを感じます。そこに小松菜のざわり歯ごたえがぐっときていいです。一白水成合わせます。小松菜のえぐ味を一白水成が強めるかもしれません。日本酒感が強まります。逆に言うと辛みを少し感じるかもしれませんが、全然許容範囲内です。一白水成にバター感を感じました。
うまい酒の必然なんですが、酒ばかり飲みすぎちゃうので、中和するために水を飲みます。
次に合わせるのは日本酒と合わせるためにあるのではないかと言うカレーの煮付けです。これとご飯だけは物足りないですよね。やっぱりここはどう考えても煮付けたカレー。それに対しては日本酒が合うでしょう。しかも子持ちカレーなので結構作るのに時間がかかりました。こういう煮魚はスーパーで買うと保存料が馬鹿みたいに使用されて甘すぎて全然美味しくないですよね。本格的な魚料理や寿司は自宅で作った方が絶対おいしいですね。子持ちカレーなんでまずは卵と白髪ネギを合わせます。うまいうますぎて、間違えておちょこに水を入れてしまいました。水を飲み干して酒を注ぎます。おっとこれは不思議な感覚だぞ。水を一旦入れたことでちょっとした辛みを感じました。もう一回仕切り直して、カレーの子供と一白水成を合わせます。砂糖は予定量より少なく抑えたつもりだけどそれでも結構甘いですね。とは言えうまみが濃縮されてるのでおいしいですね。魚の淡白な味に対して濃厚な味付けなのでとてもマッチ‼️
最近肉の方が作りやすいし、値段も安いので、肉と日本酒を合わせることが多かったけど、やっぱり魚の方が味お邪魔しないっていうのは確かですね。味がないのでそこが大きいです。
甘味4/5
旨味5/5
酸味3/5
フルーティー4/5
バランス4/5
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